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【大会プログラム】令和5年10月1日(日)
受付開始
9:30〜10:00
メンタルケア学術学会第21回大会 開会宣言
10:00〜10:05
別府 武彦 (メンタルケア学術学会 理事長)
大会講演 10:10〜11:10
ペットロスにおける過程モデルと悲嘆夢
先ア 仁思 先生(獣医師)
メンタルケア学術学会理事
<概要>
ペットとの死別後、飼い主のなかには、自分の悲嘆の大きさに驚き、時に発狂したのではないか、とさえ感じる人もいる。そのような飼い主は、悲嘆の過程モデルを学ぶことで今後、自分がどのような状態になるのか、その際にどうすれば悲嘆を重篤化させずに済むのかを予習することができ、不安感がやわらぐ場合がある。また、死別したペットの夢を見ることで、その後の悲嘆の過程がスムーズに進む可能性がある。これは、悲嘆夢と呼ばれ、異なる2種類の機能を持つ。それを理解し、記憶に残る夢を見たクライアントに対するカウンセリングに適切に用いることで、ストレス軽減効果の向上が期待できると考える。飼い主の悲嘆夢をあつかった情報が少ないことから、事例を交えて紹介する。
大会ワークショップ 11:30〜12:30
読書deエンカウンター
先ア 仁思 先生(獣医師)
メンタルケア学術学会理事
<概要>
ペットをふくむ大きな愛着対象を喪った者は、とくに身近に適切な援助者がいないことにより、心身の孤立を深める傾向にある。ところで、喪失者の社会的孤立を防ぎ、レジリエンスを高める方法として読書療法がある。当日は、読書療法の持つ著名な効果(通称・SPIRIT)を体験することを目的として、実際に物語に触れ、気づきを得ることによる意見交換を行う。
昼休憩 12:30〜13:30
研修講座1 13:30〜14:30
感情とうまく付き合うためのヒント―アンガーマネジメント―
北見 由奈 先生(公認心理師・指導健康心理士・健康運動指導士)
湘南工科大学工学部 総合文化教育センター兼教職センター 准教授
<概要>
アンガーマネジメントは,1970年代に感情コントロールスキルとしてアメリカで誕生した。当初は,DVや暴力防止トレーニングとして広がりをみせたが,最近では教育,スポーツ,司法,パワハラ防止教育などの様々な分野で取り入れられている。
アンガーマネジメントは,認知心理学の考え方をベースにしながら「怒り」について学び,練習を重ねることで感情とうまく付き合えるようになることを目指す心理教育プログラムである。本研修を通して,感情とうまく付き合えるためのヒントを得てほしい。
研修講座2 14:40〜15:40
メンタルヘルスとマインドフルネス
小俣 沙知 先生(公認心理師 専門健康心理士)
湘南工科大学 非常勤講師
<概要>
メンタルヘルスのために何ができるかという疑問は、ストレスフルな現代社会を生き抜いていくために与えられた重要な課題であると言える。その一つの手法として注目されているのが”マインドフルネス“である。「今、ここ」に集中することが、心と体にどの様な良い影響をもたらすかについて、蓄積された研究結果を提示しながら、また体験することにより実感していく機会にしていただければと考えている。
メンタルケア学術学会第21回大会 閉会宣言
15:40〜15:45
別府 武彦 メンタルケア学術学会 理事長
交流会 16:00〜17:00
※講演内容・タイトルおよびタイムテーブルは、予告なく変更となる可能性があります。変更の場合はホームページ上で変更いたします。予めご了承ください。
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