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【大会プログラム(予定)】令和7年10月5日(日)

受付開始
9:30〜10:00

メンタルケア学術学会第23回大会 開会挨拶
10:05〜10:10

  • 別府 武彦 (メンタルケア学術学会 理事長)

大会企画講演(1) 10:15〜11:45

メンタルヘルスと睡眠 〜最新技術を活用した測定と心理学による改善〜

  • 梅田 智広(医学博士・技術経営修士)
    奈良県立医科大学教授・MBT研究所副所長

    <概要>
    近年、AIおよびセンシング技術の進展により、個別最適化された健康支援の実現可能性が高まりつつある。その中でも睡眠は、免疫機能、記憶形成、代謝調整など多方面において人の健康を支える基盤的要素であり、予防医療の中核を成すと位置づけられる。ライフスタイルセンシングにおいては、電力センサを活用して家庭内の電力データを収集・解析することで、生活行動や活動パターンを非接触かつ継続的に把握することが可能である。特に睡眠に関しては、中途覚醒や睡眠リズムの乱れを含む睡眠の状態を可視化し、生活習慣の変調を早期に検知できる点が注目される。今後は、こうしたライフスタイルデータに基づき構築されるライフスタイルAIが、睡眠データの詳細な解析を通じて、栄養、運動、ストレス管理に関する自動的かつ個別化されたフィードバックを提供する「ライフスタイル起点型・予防支援モデル」の実装が期待される。本講演では、この枠組みを踏まえ、最新の事例について報告する。

昼休憩・ランチョンセミナー 11:45〜12:45

  • 今関 仁智 (メンタルケア学術学会 理事)

大会企画講演(2) 12:45〜14:15

睡眠の心理学
- 最新科学と最新技術で睡眠を理解する -

  • 今関 仁智 (メンタルケア学術学会 理事)

    <概要>
     本講演では、心理学・精神医学の観点から、改めて睡眠について解説していきたいと思う。睡眠については、基礎的な研究として生理心理学があり、睡眠のポジティブな影響、ないしはネガティブな影響として認知心理学などの観点から研究が進められている。また、不眠が産業場面に及ぼす影響については産業・組織心理学の観点からストレスチェックや健康経営の文脈で取り上げられている。  そこで、本講演では最新科学における睡眠の知見を紹介するとともに、最新技術による睡眠の質・量の把握、心理カウンセリングにおいて、いかに睡眠を重視し、適切に取り扱っていくかについて解説できればと思う。

活動報告(1) 14:20〜15:00

空間と人の力を活用した心に寄り添う居場所づくり

  • 兼松 明日佳 さん(心の休憩処engawa:代表 メンタルケア心理士)

    <概要>
    心の休憩処engawaは、メンタル不調による生きづらさを抱えている方やその周りの方へ人と空間の力により安心できる居場所を届けている団体です。2023年に設立後、のべ500名以上の方にご参加いただいています。参加費無料のイベント「えんがわの日」では、和室でゆっくり休んだり集まった人たちと会話を楽しんだりするだけでなく、個室にて個別相談や鍼灸マッサージ施術も受けていただきました。また、オンラインイベントを無料での開催に切り替えたことにより、遠方にお住まいの方、外出することが難しい状態にある方、経済的な不安を抱えている方ともつながりを持つことができるようになりました。今回は、そんなengawaでの活動について報告させていただきたいと思います。

活動報告(2) 15:05〜15:45

労働安全衛生法の改正とストレスチェック制度の変化
- 実務担当者・実施事務従事者のための知識と資格 -

  • 今関 仁智 (メンタルケア学術学会 理事)

    <概要>
    2015年に労働安全衛生法が改正され、ストレスチェック制度がスタートして今年でちょうど10年目となった。メンタルケア学術学会ではストレスチェックについて、これまでに年次大会の研修等でも取り上げ、また、こころ検定1級(メンタルケア心理専門士)の公式テキストでも概観している。  そして、2025年5月に新たに労働安全衛生法が改正され、ストレスチェック制度にも大きな改正が実施されることが公示されている。そこで、本報告ではストレスチェックの実務担当者と実施事務従事者の観点からストレスチェックについて改めて解説するとともに、今後の制度改正に向けた知識と資格講座について紹介したいと思う。

大会研修(1) 15:50〜16:50

来談者中心療法を学び直す
- 心理カウンセリングの基本中の基本をブラッシュアップする -

  • 今関 仁智 (メンタルケア学術学会 理事)

    <概要>
    本研修では、心理カウンセリングの基本である来談者中心療法について改めて解説をしていく。来談者中心療法については、こころ検定2級(メンタルケア心理士)のテキストにおいても概説しており、また、メンタルケア学術学会が開発した講座であるオンライン・カウンセリング実技実践プログラムにおいても、LINE等のチャット形式(テキストベース)の心理カウンセリングにおいても、その中心を成すものとして来談者中心療法を取り上げている。しかし、基本的であるがゆえに見過ごされがちな科学的根拠に基づく態度・技法の活用や心理カウンセラー側が持つ来談者中心療法に対する誤解、そして、クライエント側の持つ誤解についても合わせて解説し、来談者中心療法について、改めて理解を深めていただく機会になればと考えている。

メンタルケア学術学会第23回大会 閉会挨拶
16:55〜17:00

  • 別府 武彦 メンタルケア学術学会 理事長

オンライン交流会 17:10〜18:10

※講演内容・タイトルおよびタイムテーブルは、予告なく変更となる可能性があります。変更の場合はホームページ上で変更いたします。予めご了承ください。

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