ご挨拶 |
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特定非営利活動法人 医療福祉情報実務能力協会
日本学術会議協力学術研究団体 メンタルケア学術学会 理事長 |
メンタルケア学術学会第22回大会を、2024年10月6日(日)、日本学術会議協力学術研究団体 メンタルケア学術学会事務局会議室にてオンラインライブで開催させていただくことになりました。オンラインライブで開催されるのはコロナ禍の産物で全国の会員が、一か所に集まることが難しく始まった大会形式です。今は全国の会員が平等に学術大会に参加できるメリットとしてオンラインライブによる学術大会となりました。
今大会のテーマは「ヘルスケア産業における心理学の今〜仕事・生活でさらに心理学を活かすには〜」です。大会のテーマ講演として1つ目は、「いま企業が求めている、ストレスチェックの在り方」と題して、2015年12月にストレスチェック制度が義務化され、多くの企業が従業員のメンタルヘルス向上に向けて取り組んでいます。そこで、年間60万件以上のストレスチェックデータを処理する専門会社からの視点から、現在、直面している課題や解決策などをお話しいただきます。
大会テーマ講演の2つ目は、「睡眠・生活習慣と休職予防・復職支援」と題して昨今の企業にとって休職/復職は貴重な人材を留めておくのに必要不可欠な施策となっています。そのようなテーマを入口とした研究から、休職予防と復職支援について最新の情報と共に客観的に可視化する方法を施策している企業様よりお話しいただきます。
大会テーマ講演の3つ目は、「うずまきタスク(R)の効果検証とその応用〜時間管理と時間コントロール感の向上」と題して、うずまきタスク(R)の考案者より日常のタスクをスパイラル形式で整理・管理するための革新的な方法をお話しいただきます。
大会テーマ講演の4つ目は、「専門学校で心理学を取り入れたキッカケやねらい、その効果について」実際に文部科学省後援こころ検定を取り入れている専門学校様より貴重なお話をいただきます。
大会テーマ講演の5つ目は「作業療法士学生における心理支援の学び〜基礎からの災害心理支援への第一歩〜」と題してこちらも文部科学省後援こころ検定を取り入れている専門学校様より貴重なお話をいただきます。
大会基調講演として当学術学会研究員、理事より「ヘルスケア産業における心理学〜科学とビジネスの融合における心理学の役割〜」として今回の学術大会テーマを代表して今取り組む研究課題をお話しさせていただきます。
幸福100年時代におけるメンタルケアの展望について考えていただく機会にして頂ければと熱望致します。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
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